ヨガは「内なる自己との対話」の世界最高峰スキル

「内なる自己との対話」、何だか難しそうですが、これができた時は誰でも心が落ち着くものです。

内なる自己との対話ができないと、社会上で生きていくために創り上げた偽りの自分だけが独り歩きして疲れてしまいます。

山歩きしたり、サーフィンしたり、海山など自然の中で独りでしばらくいたり、何かスポーツに熱中できた時など、そんな時にはいつの間にか自己との対話が進み、すっかり気持ちよくなった・・・こんな経験は誰もが味わうものです。

ここから一歩進めて、内なる自己との対話をさらに深めようとした場合、まずその大前提として絶対に成しておかねばならないことがあります。それは自身の現時点における心身バランスの状態を整えておくということ。どれだけすごい筋肉美を抱いてても、頭だけとことん働かせてどれだけ博学で知識量も常人は到底追いつけないレベルだとしても、柔軟性が伴わず筋バランスが崩れてたり、身体を動かすことをおろそかにしているようでは、内なる自己との対話を進めるどころではありません。身体は生命活動の根本です。これがシッカリして、心と身体のバランスが取れてないとすべては始まりません。瞑想・マインドフルネスに関してもこの大前提はまったく同じです。

肥満・腰痛ぎっくり腰・肩こり・高脂血症・めまい・うつ・偏頭痛・妄想・便秘・イライラしっぱなし・筋トレやその他運動してて筋力はあるけど柔軟性が不足・筋骨隆々のマッチョだけど柔軟性が不足など、これらのうちの何かが日常的にあるということであれば、それは筋バランスが偏ってたり、どこかの血流が悪かったりして、心身のバランスが正しく取れてないということですから、まずはこの根本的なことの解消を図る必要があります。恥ずかしながらヨガに出会う以前の私はこれらすべてが頻発している状態でした💦

ヨガの正しい実践継続は、これらすべての偏りや悩みを完全解消させて、全筋肉を強くするだけでなく同時に柔軟性も高めてくれます。全筋肉が強さと柔らかさを兼ね備えると、それは心(頭・思考回路)も強くし柔らかくする(頑固・執着・こだわりなどがなくなり、一つの方法などに固執しない、柔軟な思考回路を持つ)ことにもつながります。このように心と身体両方の強靭性と柔軟性のバランスを同時に、高みで融合確立することができることこそが、ヨガが他の運動とは決定的に違う点です。

筋トレ・ストレッチ・マラソン・ランニング・サイクリング・山登りなどは素晴らしい運動ですが、運動解析するとよく分かりますが、大なり小なり動きの方向性や総量に偏りがあるため、それだけではヨガのように高度に心身の調和を図るところまではたどり着きません。例えばの例で表現すれば、特定部位の筋肉だけを鍛えて、太く強くして、見た目だけいくらカッコ良くしたところで、そこに強さレベルと同等の柔軟性レベルが伴ってないのならば、それは強さだけが勝っている状態で筋バランスが取れておらず、そのことは心(頭・思考回路)のバランスを取れてないことにもつながってるということです。

僕がいうヨガの正しい実践とは、常温環境(これは絶対に外せません。深い呼吸を取るための絶対必須事項ですから)において、立位・座位・逆転位・捻り・前屈・後屈などを偏ることなく行うヨガを指します。この点、座位ばかりとか、暑すぎて酸欠状態に陥るヨガとか、瞑想してばかりとか、特定の方向や動きだけに偏った動きのヨガばかりだと、筋骨格の適切なバランスの維持が難しく、心身の調和を高度に取る以前の問題となりますから注意が必要です。

こういった全身をくまなく360度あらゆる方向に動かすヨガを、理屈抜きに無理なく楽しみながら継続できれば、筋骨格が根底的な活力を得るため、生命活動が正常方向に働き、内臓が正常に働くことで便秘などは解消し、肌ツヤが良くなり、肩こり腰痛偏頭痛なども消失し、自然に内側からフツフツとした自信や勇気が湧いてきて、イキイキとした日常生活を過ごすことができるようになってきます。

ここまでくればしめたもの、内なる自己との対話もかつてないほど進みます。これはごく一般の方が誰でもできるものであり、何も特別なことでもなく、特定の人にだけしかできないものでもありません。

「自分とは一体何者で、何をするために生まれてきたのか?」というような深遠な事柄の追求や、マインドフルネスや瞑想を深く正しく体得したいという人、内側から輝く真の美しさインナービューティーを獲得したい、70歳80歳になっても医者いらずの真の元気良さを維持したいという方まで、ヨガの正しい実践は大きく応えてくれます。

心(頭)と身体(筋骨格・内臓)の働き、どちらかに偏ることなく両方のバランスをいかに整えるか、いかに強靭性と柔軟性両方を兼ね備えるか。そうして内なる自己との対話を深めて、いかに自分らしくて、納得のいく意義ある楽しい人生を切り拓いていくか・・・こういうことって、人にとって本当に大切なことだなというのが、15年間のヨガ人生を通じてつくづく実感していることです。