「独」を愛すると心豊かになる


「独」は、寂しいなどではなく「絶対的な独り(己れ)」を意味します。

人間、誰も見てない場所で、独りでいる時間を大切にすることはとても重要です。自分に話しかけて自分から答えを導き出すことこそ、最高に心豊かな時間なのです。

ヨガ講師でもそうです。誰も見てない場所で、独りでセルフトレーニングができて、それを心底楽しめて成長できてこそ本物のヨガ講師であり、いつまで経っても誰かに見られてたり一緒でないと練習ができないならば、ただの未熟なインストラクターにすぎません。

群衆の間での「自分」は「本当の自分」ではありません。大なり小なり「本当ではない違う自分」を演じています。偽ってるとも言えます。群れてばかりで「独」を大切にしない人は、偽りが大きいと感じます。だから僕はそういう人をあまり信用しません。いつも「独」を大切にしている人とのお付き合いを最も大切にしています。

生き物の中で、現代社会に住む人間が最も「独」を大切にできない環境に置かれています。群衆の間で「本当の自分」を見失って、偽り続けてることにも気づかない方がとても多いと感じます。昔の僕もまさにその一人でした。

六甲山中にいると、すべての生きとし生けるものは「独」を最も大切にした暮らしを行なっていることがよく分かります。群衆に流されて自分を見失ってる生き物なんてありません。個性いっぱいに自分らしくイキイキと躍動しています。

「独」を愛せるようになると、いざ群衆の間に入った時にもその荒波に打ち消されることなく、流されることなく、自分らしく、力強く進んでいくことができるようになります。そして間違いなく心豊かになります。

「独」を愛するということは、現代流で言えば「マインドフルネス」、昔流で言えば「禅」に通ずるところがあります。

今の自分は確かに独りの時間を大切にはしてないなぁ〜とお感じの方、ぜひ「独」を愛することにチャレンジしていきましょう!